羽ばたけトリ先輩

羽ばたけトリ先輩

沖縄生活10年。独学で行動心理学を学んでいて、人間関係や動物のしつけなどに応用中なので、そこから感じたものを書いています。

カヌチャリゾートに泊まったついでにカヤックマングローブツアーでトリビア的な雑学を学んできた話

こんばんはトリです。

先日、名護市にあるカヌチャリゾートに1泊し、マングローブカヤックツアーに参加したので、その時に学んだ「マングローブ」についてのお話。

www.kanucha.jp

 前書き

沖縄に住んで10年が経ちますが、娯楽って本当に少ないので「永住しよう♪」なんて考えてる人がいたら、一度冷静になって頂きたい。

 

あなたに趣味はありますか?

 

副収入は?

 

携帯が手放せない?

 

アウトドア派?

 

人見知りしない?

 

この辺の1つでも引っかかる方。

沖縄生活絶対しんどい笑

 

趣味が無いと本当に沖縄生活やる事ないです。

住む場所によっては服買うために1時間半車走らせないといけないし、基本給料安いのに物価高いし(最低賃金702円)

 

携帯手放せなかったらヤンバルなんて水没しそうで心配だし、インドアでやれることなんて限られてるし、人見知りなんて論外だし。

 

ちなみに僕は3つ引っかかりましたから、そりゃあもう沖縄生活大変でしたよ。

最近ようやく人見知りも無くなってきたので、勇気を出して今回のカヤックツアーに参加したわけです。

 

30歳になっても学ぶ大切さを実感しました。

家にいるだけではわからないし、実家では体験できないから沖縄に遊びに来た方は是非参加してほしいですね。

マングローブってどんな木?

さて、今回僕が参加したのはカヤック(カヌーみたいなの)に乗ってマングローブ林を探索するツアーです。

予約・詳細はこちら↓

www.kanucha.jp

そもそも、マングローブという名前の木は存在しません。

海の水と川の水が混ざる場所

 

「汽水(きすい)域」

 

に生息できる植物を総じて「マングローブ」と呼びます。

北限が鹿児島まであるそうで、それより北では見ることが出来ない植物です。

意外とすごいマングローブ

マングローブには、その辺に生えている植物と異なる大きな特徴がいくつかあります。

  1. 海水が混ざった水でも平気で生きていける
  2. 種(たね)が変
  3. 葉の両面で光合成できる
  4. 背丈がみんな似て成長する

海水が混ざった水でも平気で生きていける

普通、その辺に生えている植物に海水なんてぶっ掛けたら死んでしまいますが、マングローブは死にません。

彼らの根っこは「コルク状」になっており、海水の塩分を通しにくい構造だからだそうです。

でも、やっぱり少しは体内に入っちゃうそうです。そんな時は、全体の葉の中から一番古い葉に余分な塩分を送り込み、枯らして葉ごと捨ててしまう能力があります。

 

まさに安心の2重構造。

 

こうした特徴のおかげで、他の植物が生活できない河口付近で、独占状態で生きていくことができます。

まさに「パイオニア」です。

 

種(たね)が変

ヒルギという植物が沖縄県で見られるマングローブのほとんどを占めます。

このヒルギは「漂木」と書くそうで、その名も通り水中を漂う種を作り出します。

 

その姿はまるでキュウリの様でした。

 

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干潮であれば、足元の泥に落ちた衝撃で刺さりますが、満潮であれば水中に落下し漂いながら自分の生活できる新たな場所を目指します。

実際、マングローブ林の大きなマングローブの足元には赤ちゃんマングローブが多く育っていました。

 

葉の正面で光合成できる

普通の植物はこの能力は無いそうです。

葉の両面から光合成をし、必要な栄養分を作り出すことが出来る為、マングローブの葉はみんな空に向いています。

 

緑に茂っている葉は結構頑丈で、引っ張ってもなかなか取れませんが黄色い枯れた葉(塩の犠牲になった葉)は摘まむだけで取れてしまいます。

※東村のマングローブ林は場所によって保護されているのでむやみに取っちゃダメ

 

背丈がみんな似て成長する

カヤックツアー中、ガイドさんから言われて初めて気づきましたが、マングローブの身長ってみんな似通って成長しているんです。

 

普通の木は、我先に太陽の光を求めて上に伸びますがマングローブは一見するとみんな同じ高さで成長をやめてしまうかの様。

 

ガイドさん曰く、みんな平等に光を浴びる為

だそうです。

なんて平和な植物なんでしょう。

 

東村のマングローブの種類

今回マングローブツアーの開催地は、沖縄県東村慶佐次という場所です。

ここのマングローブ林は保護対象になっているので、むやみに立ち入ることが出来ません。

その分、THE・マングローブ林という風景が残っていますので、非常に楽しめました。

ヤエヤマヒルギ

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全身から呼吸根という根が出ています。

見た感じヒョロイですが、弾力としなりがありました。

背は高め。

40%くらいがコレでした

オヒルギ

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幹はしっかりしています。

葉が大きく、いかにもオスって感じがします。

この時期は、オヒルギだけ赤い花を咲かせていました。

 

でも、花が咲くタイミングに時期はあまりないらしく、結構適当なタイミングで花を咲かせるとのこと。

沖縄では適当を「てーげー」と言いますが、マングローブまでてーげーですか。

メヒルギ

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ヤエヤマヒルギやオヒルギに比べて、背が小さいです。

1mも無いんじゃないかってくらい小さいので、可愛い感じがします。

オヒルギがいるので、これがメスなのかなと思いきや、全く関係ない別の種類だそうです。

河口付近で結構見れましたが、上流に向かうにつれ姿を見なくなりました。

番外編:男は黙ってカヤック漕げ

今回は連れと二人でカヤックに乗り込みましたが、男性の方は断然「後ろ」に乗ってください。

んで、ひたすら黙ってカヤック漕いどけば、それだけで好感得ることが出来ます。

 

アウトドアに関して、やっぱりカッコつけたいって思うには男の心理としては正しいと思うんです。

でも、じゃあテントを一人で立てれますか?とか、火おこし料理問題ないですか?とか、いきなり言われたらちょっとドキってしません?

 

カヤックにおいてはその辺大丈夫です。

だって

  • 相手は前に乗るので必死な顔見られない
  • 基本ガイドさんが運転方法話しているので初心者でも問題ない
  • 運転結構簡単
  • こけない・沈まない・転覆しない

テントを汗だくで必死に立ててる姿見られるよりリスク少ないの伝わりますかね?

しかも、息を揃えてカヤックを運転しながら自然に身を投じると楽しいですよ。

 

沖縄来たけど何していいか分からない人は、とりあえず満潮の時間調べてカヤック乗り込んでマングローブ見てきたら半日過ごせますから、やってみてください。

 

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知花くらら&上山竜治が結婚したニュースの「知花さんは妊娠していないという」という一分に少し違和感を感じた話

こんにちはトリです。

久しく昼間の更新ですが、結局午前中は会社に居ました。

休憩時間、いつものようにYahoo!ニュースを見ていると、見出しのタイトルが

「知花くらら&上山竜治結婚」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000302-oric-ent

沖縄県で生活していると「知花くらら」さんの名前は度々目にします。僕は沖縄県出身ではありませんが、沖縄県出身の方がこうしたお祝いのニュースを聞くと、嬉しく感じますね。

 

本州の方には馴染みない方かもしれませんが、知花くららさんはミス・ユニバースで世界2位に輝いた方です。

世界ふしぎ発見のミステリーハンターやCMに出演、さらには本まで執筆されているマルチな方です。

ミス・ユニバースとは

知花さんが世界2位に輝いた「ミス・ユニバース」とは、いったいどんな大会なのでしょうか?

ミス・ユニバースは世界80か国の代表が知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面性と外見の美しさを審査対象にしている大きな大会で、世界4大大会の1つとなります。

世界4大大会

では世界4大大会は他に何があるのでしょうか

  1. ミス・ワールド
  2. ミス・アース
  3. ミス・インターナショナル
  4. ミス・ユニバース

なんかどれも似た感じに聞こえますが、この大会で素晴らしい成績を収めた知花さんの功績は、やはり素晴らしいと言えますね。

ニュースに感じた違和感の話

さて、本題です。

日刊スポーツの同ニュースの記事ですが「知花さんは妊娠していないという」との一文がありました。

この一文に少し違和感を感じました。

今のご時世「授かり婚」や「出来ちゃった婚」が私たちの周りで多く、当たり前のようになってきました。

有名な芸能関係の方でもこうした話題を聞くことも少なくありません。

個人的にはこうした結婚のスタイルには好感は持てませんが、生まれてくる子供が幸せなら、大きな問題ではないのかなとも感じます。

あくまで個人的な感情ですし、個人的な意見です。

 

さて、今回の話。

知花さんは「ミス・ユニバース」という世界大会で「知性、人間性、感性、誠実さ、自信を認められて世界2位になった人」という前提で「妊娠はしていない」という一文が、僕には少し違和感を感じたわけです。

 

簡単に言うと「その一文、要る?」ってことです。

この日本において、今更「出来婚は絶対ダメ!」なんて言えませんが(考えの自由)わざわざ言わなくても良い様な一言をニュースで言うことが、違和感を覚えた理由です。

 

世の中のみなさんは一体どう感じたのか気になるところですが、今度職場のスタッフにでも聞いてみようかな…。

なんにせよ、知花くららさん・上山竜治さん、ご結婚おめでとうございます!

天体写真を失敗したので思い当たる反省をまとめてみた結果

こんばんはトリです。

最近久しく触っていなかった一眼レフを、ちょくちょく触り始めました。

本当はモノクロで働く人を撮ったり、インスタグラムでアップされているような素晴らしい写真を撮りたいのですが、未熟な技術では思ったような写真にはなりません。

今日は初めて挑戦した星が選になって見える天体写真の反省をまとめてみました。

 撮影当日の天気

今日のコンディションは以下の通りです。

  • 撮影場所:垣の内ビーチ(沖縄県本部町)
  • 天気:晴れ
  • 風:なし
  • 月齢:19.9(中潮)
  • 撮影方角:西

さて、影場所は普段から活動の拠点としている沖縄県北部、本部町という町です。

沖縄県本部町は、あの有名な「美ら海水族館」がある場所で、豊かな自然と観光所が融合した場所です。

churaumi.okinawa

名産品としてアセロラやカツオ、映画にもなったアジサイ村などがあります。

今日は地元の人しか行かない「垣の内ビーチ」での星空の撮影に臨みました。

垣の内は周囲に森があり、周りからの明かりが遮断されているので、星の撮影に向いていると考えたからです。

幸い風もなく、カメラがブレることはありませんでした。

撮影開始時刻

撮影時刻は21時ごろをスタートとし、約1時間半を目安に行いました。

1時間半に設定した理由は適当です。

月はまだ東の空に出ていたので、月明かりによる問題は無く充分に撮影が出来ました。

画像の確認をしながら撮影し、終了が23時半。疲れました。

使用した撮影機材

撮影に使用した機材です。

  • Nikon D5000ダブルレンズキット
  • 三脚

初めての撮影で、手持ちの機材で臨みました。

200mmの望遠と、三脚を標準装備にしました。

といっても、手持ちがコレしか無い!

三脚は軽くて持ち運びがしやすいものが良いです。色んなポジションを狙って歩き回ったので、荷物が重いと大変。

しかも、垣の内は明かりが無く足元も不安定な場所があるので気を付けて歩かないといけませんでした。

カメラの撮影設定

撮影時の設定は以下の通りです。

  1. F値4
  2. シャッタースピード25秒
  3. 2分インターバル撮影30枚

周りは暗かったので、F値は4に設定しました。

 といっても、最初からF4にしたわけではなく、絞った状態から徐々に開けてみて、やっぱり絞らないほうがいいやってなりました。

シャッタースピードは30秒と25秒を試しましたが、30秒だと全体的に白くモヤがかかった状態になったため、25秒に設定。

 

今日初めて使用するインターバル撮影機能を使い、2分間のインターバルを設け合計30枚(合計1時間)の撮影をしました。

画像編集ソフト

撮影後、編集に使用したソフトは

LightenComposite

というフリーソフトです。

使用方法が簡単だったので、採用しました。

使い方を検索でかけてみると難しそうですが、合成したいファイルと完成した写真を保存するファイルを作って、実行ボタンを押すだけです。

高校生でも使えます。

出来上がった写真がこちら

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結果・まとめ

失敗でした‼

失敗した理由は以下の感じでしょうか

  1. インターバル撮影2分が長すぎる
  2. ダブルズームキットのレンズの限界
  3. ピント調整の甘さ
  4. 撮影枚数30枚が少ない

まず、最も大きな敗因は「インターバル撮影2分」でしょう。

撮影した写真を確認すると、点がたくさん並んで見えます。

これは2分間の間に空を移動した星が細切れに移っているので線になり切っていないのです。

今回の撮影の最も大きな敗因でした。

 

同時にレンズの限界も感じます。

一眼レフは「レンズに金をかける」と聞きますが痛感しました。

広角レンズが良いのでしょうか?お金を貯めなくてはいけません。

 

撮影した写真を見るとピントも甘いことに気付きます。

インスタグラマーの天体写真は一体どうやってピント調整を、あんな綺麗に行っているのでしょう?

 

最後の敗因は、撮影枚数です。

30枚ではあまりに少なく感じました。左から右にしっかり星を流すためには、インターバルを30秒ほどにして200枚ほど撮影した方が良さそうです。

もちろん、沢山とればそれだけ線でつながったように見えるので、次回はしっかり枚数を撮りたいと感じます。

以上が今回の失敗のまとめです。

まだまだ練習を積むのはもちろんですが、機材を揃える必要もあります。

趣味はお金がかかりますね…。

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アトピー治療で入院のその後のはなし。退院してから僕が1年半かけてやってきた事を期間ごとにまとめてみた

こんばんはトリです。

2記事にわたって書かせていただきましたアトピー関連の記事のその後を、今日は更新です。

どういった内容かは、以下のリンクから

 

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 さて、2週間の「アトピーカレッジ」に参加し、全身90%のアトピーから元の生活に戻って、現在で1年半となります。

その間に僕が行い続けてきたことを、簡単にまとめました。

 退院直後から3か月

入院期間中、皮膚科の専門医や薬剤師。さらには栄養管理士の方々に多くのことを学びました。

これらは「アトピー性皮膚炎」を重症化させないためや、治療の為だけではなく退院後の自分の生活を守るための知識でもあります。

退院直後から3か月間で続けたことは以下の通りです。

  1. 身体は手洗いを徹底
  2. 自分のストレス源を確認
  3. 正しい生活のリズムをつくる
  4. 毎日朝晩2回、ステロイド軟こうを全身に塗る

これらすべての目的は

「皮膚を正常な状態に保つ」

ということ。

アトピー性皮膚炎になると、皮膚のバリア機能が低下し様々な刺激に対して体が過敏に反応してしまいます。

刺激に反応した結果、新たなアレルギーを作る原因になったり、皮膚の炎症が続くといった負のスパイラルに巻き込まれてしまうのです。

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明らかにバリア機能はなさそうですが、この状態になってしまっていたら病院をお勧めします。

「身体は手洗いを徹底」

不潔に見えるかもしれませんが、実は「しっかり洗う」や「ごしごし洗う」には、皮膚に傷をつけてしまうデメリットがあるのです。さらには下の様な問題も発生します。

  • 皮膚の乾燥が加速
  • 皮膚の外から刺激物が侵入
  • 天然の保湿成分が減少

そのため病院では「手洗いの徹底」が勧められたのです。

もちろん、ずっと手洗いはやってても気持ち悪くなりますので、適当な間隔で柔らかいタオルで洗います。

とにかく、肌を傷つけない。これを徹底したのです。

ストレス源を確認

ストレスも皮膚には大敵です。

アトピーの方は分かるかもしれませんが、イライラすると皮膚が痒くなりませんか?

ストレスで痒みが増すというのは、経験した方も多いと思います。なので、自分のストレス源と向き合い、冷静に対処することでイライラを感じない。

または、考えの方向転換を起こしやすくしたのです。

正しい生活リズムを作る

ですが、これは成長ホルモンの関係で、規則正しい生活をしていると皮膚の再生が促されるという話から生活のリズムを改善しました。

今では若干くるってしまってますが、意外と維持するのは難しいですね。

朝晩ステロイド軟こうを全身に塗る。

退院直前の僕のTARC値は500以下でした。これは成人男性のTARC値と、なんら変わりません。

このTARC値を「維持」しなくては、またあのアトピー地獄に戻ってしまうのです。

残念なことにアトピーは全身の皮膚で炎症が起きてしまい、痒みの無い部分でも炎症の進行が進むそうです。

なので、突然痒くなかった場所が痒くなる(湿疹がでる)ということが発生します。

全身に起きている大火事(炎症)を消火剤(ステロイド)で消火し、消火後は再発をしないために、小さな火事も徹底的に消化し続けます。

退院3か月後から半年

さて、退院3か月後から半年にかけてはこんな感じになりました。

  1. ステロイド軟こうを2~3日おきに全身に塗る。
  2. 保湿を徹底
  3. 普段使いの柔軟剤や洗剤を天然由来成分に交換
  4. ダイソンで細かに掃除

3か月から半年にかけて、元の生活(人間的な生活)に戻るためのリハビリ期間となりました。

ステロイド軟こうを2~3日おきに全身に塗る

これまで毎日塗っていたステロイドをいよいよ減らしていきます。

一気に減らすと炎症が復活して、痒みを繰り返してしまいますので、1か月目は1日おきに、2か月目は2日おきに、3か月目には3日おきにと少しずつ感覚を広げました。

ここでの目標は「痒みを抑えてステロイドの間隔をあける」です。

なので、痒みが復活するようであれば塗る頻度を増やしました。

保湿を徹底

アトピーが酷かった時に使っていたワセリンを止め、ローションタイプとクリームタイプに変更しました。

お風呂上りなどは保湿力の高いクリームを使います。

日ごろの活動時間ではサラっとしたローションが最適です。

このころはもうワセリンは使わなくなりました。

普段使いの柔軟剤や洗剤を天然由来成分に帰る

肌の上に身に着けるものや、シャンプーなどは肌に直接つくので天然由来成分が配合されたものに取り換えました。

病院では特に指定はありませんでしたが、天然素材と聞いて悪い印象はあまりなかったので、気分的にもそうしました。

ダイソンで細かに掃除

ハウスダストやほこりが貯まった部屋では、せっかく入院までして手に入れた身体を台無しにしてしまう可能性があります。

吸引力が強くお掃除効果の高いダイソンを振りかざし、部屋中こまめに掃除をする掃除スキになっていました。

退院半年後から1年

半年から1年まであっという間でした。

このころになると、以下のようになります

  1. 習慣化
  2. 定期健診でTARC値を確認

やってきたことを習慣化

退院後半年から1年にかけては、今までやってきたことを維持する期間。

つまりは「習慣化する」期間でした。正直1年も同じことの繰り返しをすると、勝手に習慣化されるわけですが、たまにサボってしまいたい感情も、この時に芽生えてしまいます。

そこで、頑張って維持することを徹底です。

あの時の地獄に戻らないという気持ちで、入院した時にとったメモを見返します。

 

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定期健診でTARC値を確認

肌がきれいになり、人間的な生活に戻ってハッピーエンド!

って話ではありません。

アトピー体質は一生の付き合いになります。

なので、常に自分の身体がどういった状態なのかを確認する必要があります。

血液検査でTARC値を確認することによって、全身で起きている炎症をモニタリングすることで、今後のステロイドの使用計画も立てることが出来るので、定期検診は外せません。

TARC値を確認する血液検査は僕の住む沖縄だと県立病院で行えましたが、検査結果が出るのに2週間は要しました。

非常に重要な事なので、これは忘れてはいけません。

現在

現在ですが、自分の経験をブログで発信することにしました。

アトピーだけでは書ききれないので、いろんな普段のことも書きつつ今後の身体の報告も出来ればと思います。

 

あの時、入院していなければ現在の仕事もとっくに辞めているでしょうし、卑屈な人間になっていたかもしれません。

こうしてブログで発信するなんて絶対やってませんね。笑

アトピーを抱えた結果、前向きな行動をしていなかったと感じます。今度は今までの分を取り返すよう、活動的に行動していきたいと思えるようになりました。

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アトピー性皮膚炎を我慢しなくても大丈夫!大人になって重症化した原因から元の生活に戻るまでをまとめてみた。②

こんばんはトリです。

前回の記事の続きです。

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重症化した僕がおこなった治療や、学習入院で勉強したことをまとめたいと思います。

 アトピーを悪化させる要因

ここは僕が大阪にある病院「大阪はびきの医療センター」で2週間の学習入院をしたときに学んだ内容です。(旧大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター)

地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪はびきの医療センター

アトピー性皮膚炎と戦うためには、正しい医学的な知識を持っていると心強くなりました。当時の僕の身体についてしっかり考えることが出来た要因の一つです。

アレルギー体質と呼ばれる体質にはリンパ球のバランスが大きく関わっていると考えられています。(大切なので飛ばさないでね)

アトピーに関わるTh1型、Th2型リンパ球とは

リンパ球にはそれぞれ役割があり、様々な種類がいます。

その中でも、アトピーに関係が深いのが「Th1型リンパ球」「Th2型リンパ球」です。この2つのリンパ球のバランスが崩れる。もっと具体的にいうと、Th2型リンパ球の数がTh1型リンパ球より優位に立った結果、アレルギーに傾きます。

  • Th1型リンパ球とTh2型リンパ球がある
  • Th2型リンパ球が優位になると湿疹が起きる

Th2型リンパ球はIgE抗体を生産します。

よって、以下の様な流れが生まれます。

  1. Th2型リンパ球が優位になる。
  2. IgE抗体が体内で生産・増加する。
  3. アレルギー反応(湿疹)が起きる
  4. 湿疹によりTh2型リンパ球増加
  5. 1に戻る

この流れが、アトピー性皮膚炎患者の体内で繰り返されることによって、あの壮絶な皮膚のかゆみを生み続けるわけです。

 

かゆみによって傷つけられた皮膚は、バリア機能が低下し抗原となる物質が侵入します。これにIgE抗体が反応し新たなアレルギーが生まれ、様々な刺激に対してアレルギーを起こします

つまり

  • アトピー性皮膚炎によってアレルギーが増え、アレルギーによってアトピー性皮膚炎が悪化する

という構図が完成します。

治療の目安を見てわかるように

さて、僕が2週間の学習入院でまず最初にやった事ですが、それは血液検査です。

ここでは血中のTARC値(タルク・ターク)を測定しました。

このTARC値こそ、今回の治療の要であり最重要ポイントです。

大事なのでもう一度書きます。

アトピー性皮膚炎を治したければTARC値を測れ

ってことです。

 

さて、この血液検査では全身にどの程度炎症が起きているのかを図る必要があります。

これが分からないと治療の方針や薬の量を決めることが出来ないからです。

ところが僕が行ったことのある皮膚科は、お医者さんの経験に基づく薬の量しか出してくれなかったのです。

 

当然僕の身体の炎症は、健康な方と比べることが出来ないほどの状態でした。

皮膚の見た目はこんな感じ↓

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では、TARC値で表すとどうなるのか。

上の写真の状態でTARC値を測ったところTARC値6700という値が出ました。

一般の成人が持つTARC値の基準は500以下なので、約13倍です。

明らかに異常な数値でした。

病院の先生に聞いたところ6700というのは結構な高値を示しているそうで、重症化したアトピー性皮膚炎となります。

僕はこの状態から2週間でTARC値を500以下に下げました。

アトピー治療での薬の使い方

僕が2週間の学習入院でおこなったこと。

それはステロイド剤を塗って保湿です。

ここで思い出してほしいのですが、20年以上もステロイド剤を使って効かなかった僕の身体が、なぜステロイド剤で一般の成人レベルまで症状が改善されたのか。

それは薬を使う量にありました。

 

病院の講習ではこの「炎症」「薬の量」を火事と消防車が出す水量で説明していました。

今までの僕は大火事に対して水鉄砲で消火をしていたわけです。

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大火事にはあの太いホースで、尋常じゃない量の水を使って対処しないと火なんて消えません。

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僕の場合、圧倒的に「薬の量が足らなかった」のです。

薬の塗り方

TARC値を下げる場合は「全身で起こっている炎症を0にする」つもりでステロイドを塗ります。

アトピー性皮膚炎の場合、炎症は殆ど皮膚で起きているので塗り薬が良いです。

僕の場合1日3回を頭からつま先まで塗りました。なので、大量の薬が必要となります。

チューブ1本が5g。これを1回で全身塗るとすれば5~7本は必要でした。(性器は避けます)

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1日3回塗るとした場合、21本ほど。皮膚のシワに沿って塗り残しが無いように塗り込みます。

その上から保湿用の包帯を巻き、1日3回。

1週間もすれば、皮膚の炎症は引いてきました。

ステロイドを塗ることで以下の様な流れが出来たからです。

  1. ステロイドを塗る
  2. 血管が収縮する
  3. 皮膚の赤みが引く(炎症が引く)
  4. 血中のTARC値が下がる
  5. Th2型リンパ球が減る
  6. ステロイド効果によって皮膚が薄くつるっとなる
  7. バリア機能復活
  8. 1に戻る

この流れによって、バリア機能0だった僕の皮膚は本来のバリアを取り戻し炎症が引いたわけです。

この状態が2週間続いた退院するころには、僕のTARC値は500以下になっていました。

入院した直後先生が言った

「2週間で元の状態に戻します」

は、まさに有言実行されたわけです。

1年前の腕と比べ炎症は全くありません。

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もちろん、皮膚の炎症が無くなってもアトピーは体質です。しっかり(僕の場合は半年以上)薬を上の方法で塗り続けました。

TARC値を500以下に維持しつつ、薬を毎日塗るから2日に1回、3日に1回と間隔的に塗っていき、現在は1か月に1回全身に塗る程度に収まってます。

今日に至り、全身の90%がアトピーで炎症していた僕の皮膚は一般の男性と同じになりました。

 

ここまでのまとめです。

  1. 病院でTARC値を図り炎症状況の可視化
  2. ステロイド剤を惜しまなく、全身に毎日塗り込む
  3. 保湿は忘れない
  4. 定期的にTARC値を図り500以下を維持

これを意識すれば、アトピー性皮膚炎で困っている方に光が見えます。

ステロイド剤の副作用

ステロイドには副作用があります。

  • 皮膚が薄くなる
  • リバウンド
  • 内臓に負担
  • ニキビ

今回のケースで僕が使ったのは軟膏タイプのステロイド「アンフラベート0.05%」ですが、リバウンドは実感しておりません。

恐らくですが、皮膚のバリア機能がしっかり働いた結果、薬に頼らなくても大丈夫な皮膚が増えたからだと思います。

 

皮膚が薄くなるのは、今回の場合良い方向に働きました。

炎症によってゴワついていた皮膚が薄くなり、元の状態に戻っています。

 

内情に負担がかかる副作用は怖いですが、担当医に聞いたところ飲み薬の場合に起きるそうで、皮膚に塗る軟膏では気にしなくてよいそうです。

 

ニキビは皮膚が正常に戻った証拠らしいですが、市販の薬でもケアできます。顔に塗っていたアンフラベート軟膏はプロトピック軟膏に替えました。

アトピー性皮膚炎を悪化させないために

イライラしたとき、皮膚を掻きむしってしまうのってアトピーあるあるですかね?

アトピーはストレスとも大きな関りがあると考えられています。そのため、自分自身でストレスマネジメントをする必要があります。

ストレスが大きくなると以下の様な弊害が生じます。

  • 不安・イライラ・考えのゆがみ・集中低下
  • 身体の疲労・肩こり腰痛・便秘
  • 酒たばこ増加・過食・ミス増加

これらは全てアトピーに影響を及ぼします。

自分のストレスサインに気付き、身体の不調やイライラに早い段階で対処しましょう。

具体的な対策

もしストレスに直面した時は以下の様な具体的な対策を講じた方が良いです。

  • 行動の実行(ストレス源から逃げる)
  • 視点の転換
  • 気分の転換
  • 他人に助けを求める

人間一人では生きていけません。

助けを求めましょう。

逆に効果のない対処は以下のようになります。

  • 回避的な考え
  • 自責
  • 希望的観測
  • 他人のせいにする

問題解決への積極的な行動が見られないため、現状何も変わりません。

質の良い睡眠

睡眠の質もアトピーに関係があります。

質の良い睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され皮膚に影響を及ぼします。

逆に質が悪いと、精神が緊張状態になりストレスがかかります。

質の良い睡眠はとれていますか?

最後に

3000文字を超えた長文になりストレスになったかもしれません。

重要な部分を抑えていただければ飛ばし読みでも構いません。アトピーを持って悩んでいる方がいたらぜひ読んでほしいと思います。

 

アトピーは完治の難しい病気ではありますが、うまく付き合っていくことは可能です。

酷い状況だった僕は、生活の中で希望を見つけれない状況に陥りました。今回の記事で同じ境遇の方の希望になれば幸いです。

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